台風直撃かと心配だった9月30日、なんとかお天気ももちこたえた秋の日。生まれて初めての稲刈りをしてきました。今年は米つくりから日本酒にかかわってみようと、米鶴酒造さんの田植えに参加、酷暑を乗り越え、たわわに実った亀酔の稲穂をいよいよ収穫。夏場のお世話は全くのお任せでちょっとだけ心苦しかったり。。。

前日まで雨が心配だったので、収穫前の神事の祭壇は倉庫の前に設けられ、蔵人と稲刈りの参加者全員でお祓いを受けました。

 

一人一本づつ鎌を持ち、しっかりと実った稲をザクッっと刈る。それを藁で束ねる。この一連の作業が、なかなかできないんだよね。。。「ここ握って手を離さず二回ひねって、キュっとすると束がしまりますから」と教えられても、あれれ、腕の長さ足りないとか、自分がぐるぐる回るとか、ビギナーにはコツがつかめす四苦八苦。何とか束ねて杭にかけていく。この杭、途中に一本、横向きの棒がありました。てっぺん留めるもんだと思っていたら、途中にしたたままにしておくと、杭にかけた稲穂に風通しがよくなって乾燥しやすくするための棒でした。なるほど!ってことで、てっぺん留めたのはやり直し(*_*)

それにしても腰が痛い、一束のなんと重いこと。。。機械のすごさ実感! てんやわんやしながら稲刈り終了!田植えからご一緒した人達は、もうみんな仲良しです。

さてさて、稲刈りも終わって、餅つきが始まりました。お餅がつきあがれば、待ちに待ったお昼ご飯。この季節、山形では欠かせない芋煮、大鍋で作ってあるから美味しいに決まっています。お餅もずんだ餅と納豆餅で振る舞っていただきました。そこで杜氏さんが一言叫びました。「納豆餅食べた方は、仕込み蔵に近づかないでくださいね!」そりゃ、そうだ!お酒もいっぱい準備して頂いて、きき酒大会もあったりで、昼食会は大盛り上がり。

 

でも。。。私。。。また車。。。

田植え同様、仕込み水たっぷり頂きました。

 

 

すっかり稲刈りされた田んぼには、ぴょこんぴょこんと、ぴょん吉登場。急に明るくなってびっくりしてたかもね。

今後は冬、仕込み体験に行きます!

さすがにその時、仕込み水あっためてくださいとは言いたくないし、おいしいお酒であったまって帰れるよう何か策を考えなくっちゃ!

米鶴酒造の皆さん、お世話になりました!