米鶴酒造さんに行って、昨年6月上旬田植え、9月下旬稲刈り、明けて2月中旬酒仕込み、そして4月お酒が出来上がり「我酒・醸造師金子惠子」となって手元に届きました。このストーリー最後は美味しく楽しく飲んで最終回にしなくてはなりません!

酒米は、米鶴酒造オリジナルの亀酔 造りは純米吟醸

Facebookで5月23日開催「我酒一緒にみましょ!」とイベントを立ち上げ集まっていただいた皆さんと味わってみようと思ったわけで。。。そして現場の蔵人さんにも来ていただけけたら最高だなぁとも思い、お誘いしたらOKとうれしいお返事だったので、4月下旬に手元に届いていたお酒だけど、当日まで1本も開けず一口たりとも口をつけることなく、イベントまで待つことに!

日本酒楽しむにはやっぱりアテが大切。やわらかトバ(鮭の珍味)カラスミチーズ寄せ、秘伝とうべい(熊本産堅寄豆腐のもろみ漬け)、特大タラの芽の天ぷら、ウコギ入りおにぎり こんな感じが我酒に合うのではと、思いを馳せながらせっせと準備をしてみたり。。。

こんな風に似た者同士というか、ご縁が渦巻くというか、単なる偶然と言ってはもったいない話が沢山ありました。吹奏楽経験者が約半分。ブランクからの復活者、現状から違う楽器をたまに楽しんでいる派、学生時代やってました派、それぞれで復活者は、楽しんでいる派を仲間に誘ったり。かつての大会風景に熱くなったり。高校野球に涙するそれぞれだったり。

米鶴酒造蔵人の矢崎智一さんにも参加していただいたので、はじめのうちは、日本酒にまつわる話を、興味深く伺っていました。矢崎さんの説明は丁寧でわかり易くてみんなが、「なるほど。。。」となる瞬間も多々ありました。加えて多趣味な矢崎さんのお話から、どんどこご縁を勝手に感じていった参加者達。元々関東のご出身の矢崎さんは、酒作り職人の修行も関東の酒蔵でやってきた中、別の酒蔵への転職を考える時期に、米鶴酒造のお話はあったとか。このお話で感動したのは、矢崎さんにとって東北でそれも山形で酒つくりをするという事は、野球でいうところの大リーグに行く事と同じそして、本当に大リーグで仕事をしている実感があると話していた事。地元山形にいて、おいしい酒が沢山あります、と簡単に言っていた今までをちょっと反省した瞬間でもあり、今後は誇りをもってお勧めできるようにと思ったわけです。

せっかく集まっていただいた皆さんの集合写真、ピンボケ。。。ごめんなさい。きっちり確認してなかった。。。舞い上がってたんです。。。ほんと((+_+))

人数からすると予定数は3本にしていたんですが、日本酒が好きな方が集まるわけで、もし足りなかったらと、1本予備。これもきっちり空っぽになっちゃいました!!

もう、来週には新しいお米の田植えが始まります。一年って早いものですね。