80歳超えの母が嫁に来た頃にはもうあったとか。。。
Fujiのコーヒーミルです。
実は米沢市内で、コーヒー豆の量り売りを一番最初か2番目位に始めていた金子酒店でした。
私が物心ついたころにはすでに大活躍していたミルです。お客様から注文いただくと、ウィ~ン、ガリガリと音がして、袋に粉になったコーヒーを残らず入れるめにパンパンパンと容器の底をたたく音がして終了。しばらくの間お店の中に、コーヒー豆の香ばしい香りが広がっていました。10年前くらいまで現役でしたが、今ではスーパーでも挽きたてのコーヒー豆を買えるようになり、コーヒー豆を在庫しなくなり、ミルの活躍する場の無くなって来た頃、スイッチいれても動かなくなってしまい倉庫の奥へ。。。
最近、お店の中をちょこちょこ模様替えしていて、ふっと思い出したのがこのミルの事。
飾ってみようかな。。。お酒やワインとは関係ないかもしれないけど。。。
今ではコーヒー豆を挽くとこはありませんが、古いものゆえの雰囲気は、何とも言えないものがあります。
豆を入れるガラスの器の上にアルミの蓋がありますが、何回も落とされて、だいぶイビツになっています。蓋の裏を見るとたぶん私か妹が子供の頃いたずら書きしたものが残っています。あちこち傷だらけ、塗装も剥げています。
でも、飾ってみたら、なんかこのミル、シャンと背筋はって「昔はがんばってたのよ!」なんて言ってるような気がしてきたんです(^.^)