自分が仕事にしてる清酒やワインの販売、情報はいろいろ持っているつもりでいるけれと、できるまでの現場をしっかり見た事はそれ程多くないと、以前から気にしていたので、今年、日本酒醸造にお米からかかわってみよう決心!
一般のお客様を集めてのイベント的な行事ではあるけれど、高畠町の米鶴酒造で田植え、稲刈り、寒仕込みまでのコースに参加し、稲刈りまでが終了しました。
6月3日晴天 初めての田植え
長靴持参で現場到着、そしたら。。。「長靴だと足とられるから、軍足準備してます。履き替えてください。あと自分が植えた苗のところに立て札立てますから一言書いてください」ということで、軍足をはき、立て札には『おいしいお酒になあれ』と記入
農作業、酒仕込みに神事は不可欠です。米鶴の社員の皆さんと参加者全員でお祓いを受け、途絶えかけていた風習を復活させたという奉納の踊りを見せてただいた後、いざ田んぼへ!
元気に育った酒米亀酔の苗を渡されて全員で田んぼへ
粘る泥の感触は意外にクセになりそうな不思議な感覚です。体をかがめて一束づつ手で植えていく作業、約20m程度の一列植えるのにも一苦労、慣れないからとはいえ本当に大変な作業です。5本ぐらいの束を20㎝ぐらい離して植えるように、と指導され、その様にやったつもりでも、振り返ると、あちこち手直しされていました。(^^;
今は機械がきれいにスピーディーに植えてくれるけれど、昔は手作業だった事を思うと、腰の曲がったおじいちゃんやおばあちゃん、
大変だったろうな。。。
お米の一粒大事に食べなさい、と教えられて当たり前だな。。。
機械が神様に思えただろうな。。。
そんな事考えながら、でも泥遊びっぽく、キャッキャッ言ったりしながらなんとか自分の列を完了しました。
泥だらけになった手足をきれいいに洗った後は、お疲れ様の昼食会
季節の山菜の天ぷらがてんこ盛り、わらびの一本漬けもおいしかったなあ、もちろん米鶴酒造自慢のお酒がづらりと並んでお振舞
私。。。車。。。
仕込み水をたっぷりとご馳走になりました。
サクランボが出始めの頃だったので早生品種の真っ赤な粒が甘づっぱくで季節を感じてきました。
元気に育ってくれますように、と田んぼに声かけて帰路につきました。
夏の草取りとかの世話は全く酒蔵にお任せ、途中経過を見に行くチャンスも作れないまま秋を迎えいよいよ収穫となるわけでした。
また次のブログで稲刈り報告しまーーす。!!