2月4日立春、そして平成最後の今年は大安、なんと縁起の良いまさに春呼ぶ縁起酒にふさわしい日。通常の酒仕込みであれば、もろみの状態を見ながら搾る日を調整できますが、このお酒に限っては搾る日が決まっています。この日にお酒を搾るために杜氏、蔵人の皆さんは、仕込みから細心の注意を払い管理調整し立春を迎えます。そして当日真夜中から搾り始めたお酒を販売店が集まりラベル張り荷作り作業を手伝います。
『立春朝搾り』は日本名門酒会に加盟している酒蔵で行われています。今年は日本中で45の酒蔵で行われました。日本中で一斉に行われていると思うと、壮大なイベントに参加している気持になりながら、作業に臨んできました。そして、この春を呼ぶ縁起酒を皆さんに楽しんでいただければと思います。千代寿さんは毎年「美山錦」という酒米を原料にしています。昨年は、キリッとした引き締まりを感じるすっきりした味わいでした。今年は、香り豊かでスムースに飲める綺麗な味わいですが、意外とアルコール度数が高く、おいしくて飲みすぎるとちょっと危ないかも。。。という味になっていました。
当日お受け取り頂いたお客様。許可をいただいて掲載させていただきました。ありがとうございました。